2012-06-19 14:00
エコ
ITでアマゾンを守れ!空から森を監視する先住民

Googleとアマゾン
リオデジャネイロで6月20日より開催される国際連合の持続可能な開発会議をまえに、Googleの5年越しのプロジェクトが16日のフォーラムにて公開された。アメリカン・インディアンの協力をもとに作成された「スルイ・カルチャー・マップ」は、Google Earthを駆使し、写真や映像とともにアマゾンの森林伐採の現状を伝えることを目的としている。仏紙20minutesが報じた。
スルイ族の森を探索
ブラジル北西部のアマゾンに、先住民族、スルイ族が住んでいる。24万ヘクタールの誇大な土地を知り尽くすスルイ族は、現在約1300人。森の隅々までを知り尽くす、アマゾンの監視人だ。Googleは、スルイ族という森のエキスパートと共同で「スルイ・カルチャー・マップ」を作成した。写真や3D動画を取り入れ、先住民の暮らす熱帯雨林を探検することができる。
ITで森を守れ
伝統的な生活や衣装とは裏腹に、スルイ族はGoogle Earthやスマートフォンを使いこなし、地上と空から森を監視している。族長のアルミール・スルイ氏は、
私たちは森を知っている。Googleは技術を持っている。だから私たちは森のために手を取り合った
と語り、最新テクノロジーを駆使し、森林伐採への反対運動を続けていくことを誓った。
「スルイ・カルチャー・マップ」は、スルイ族の公式サイト、もしくはGoogle Earthにて観覧することができる。
外部リンク
スルイ族 公式サイト
http://www.paiter.org/map/
Google Earth ホームページ
http://www.google.co.jp/intl/ja/earth/index.html
国際連合 持続可能な開発会議
http://www.uncsd2012.org/
Googleがアマゾン先住民の地図を開発 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/954711/
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