• TOP
  • >
  • エコ
  • >
  • コペンハーゲンが「ヨーロピアン・グリーン・キャピタル・アワード2014」を受賞!
2012-07-15 13:00

エコ

コペンハーゲンが「ヨーロピアン・グリーン・キャピタル・アワード2014」を受賞!

コペンハーゲン
EU欧州委員会による賞
デンマークの首都であるコペンハーゲンが、「ヨーロピアン・グリーン・キャピタル・アワード2014」を受賞した。

この賞は、EUの政策執行機関である欧州委員会によって企画されたものだ。環境に関する高い目標を達成し、未来の環境向上に向けて持続可能な取り組みを行い、エコフレンドリーな都市生活を推進する中で、先頭に立って他の国を啓発していくことができる都市に対して、この賞は贈られる。

企業や大学との積極的な連携が高評価
今年の「ヨーロピアン・グリーン・キャピタル・アワード」には、18の都市が応募した。そして、それぞれの都市は様々な指標(気候変動、交通、生物多様性、大気、騒音、廃棄物、水消費、環境管理、エネルギーなど)に基づいて評価された。

そうして最終候補として残った都市は、コペンハーゲン、フランクフルト(ドイツ)、ブリストル(イギリス)の3つ。その後それぞれの都市に対してインタビューが行われ、最終的にコペンハーゲンが受賞する運びとなった。

コペンハーゲンが選ばれた理由の1つとして、市が企業・大学・団体などと積極的に連携して都市づくりを進めていることが挙げられている。エコ・テクノロジーに特化した研究所「グリーン・ラボラトリー」は、ヨーロッパの他の都市の模範として期待がかかっている。

また、コペンハーゲンは「交通」の面にも力を入れている。2010年のデータでは、通勤・通学に自転車を利用する人の割合が35%であったが、2015年までにその割合を50%にすることを目標としている。

2025年までにカーボンニュートラルな都市に
この賞は、他の都市を啓発するだけでなく、受賞した都市の評判を広め、その都市を訪れる人々を増やすという効果も持っている。訪問者が増えれば、経済も活性化するというわけだ。

コペンハーゲンの最大のゴールは、2025年までにカーボンニュートラルな都市になること。これが達成されれば、ヨーロッパだけでなく世界中の国々の良い手本となることだろう。


外部リンク

Copenhagen European Green Capital 2014
http://ec.europa.eu/environment/europeangreencapital/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook