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2012-08-01 16:00

電気自動車

インテルなど、電気自動車の「ビッグデータ」活用に向けて協力図る

ビッグデータ
電気自動車が生む「膨大な」データの“見える化”を
株式会社アプトポッド、インテル株式会社、株式会社東京アールアンドデーは、2012年7月31日、電気自動車(EV)向けのビッグデータを利用するソリューションの開発で協力すると発表した。

同ソリューションは、「CAN」上を流れる大量の車両データやGPS情報などを、リアルタイムで圧縮して、クラウド上のサービスに送出するというもの。そのデータは、管理端末において「2D/3D」といった表現方法で“見える化”される。このような一連の手順を日常的に実施することで、膨大な車両情報の蓄積を可能にし、データの有効な二次活用を促すものと期待されている。

ちなみに、「CAN」とは、「Controller Area Network」の略で、相互に接続された機器間のデータ転送に使われる規格のこと。大まかにいえば、自動車や工作機械のような複雑な制御ユニットで構成されたシステム内部において、それぞれの制御装置をつなぐ“配線”と呼ばれる場合もある。

まずは、沖縄で
今後、3社は、遠隔から車両の状態をリアルタイムでモニタリングしたり、電気バスの乗客向けデジタル・サイネージの実現といった、ビッグデータを“わかりやすく伝える”ソリューション開発を目指すことになるが、すでに、今回のソリューションは、沖縄スマートエネルギーアイランド基盤構築事業の一環で沖縄市内に導入された、電気バスに採用される予定とのこと。

外部リンク

インテル社 プレスリリース
http://newsroom.intel.com/blog/2012/07/30/
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