2012-09-27 19:00
エコ
食品ゴミからバイオプラスチック スタバの廃棄物を再利用

廃棄物からプラスチック
香港城市大学が、食品廃棄物からバイオプラスチックやバイオ燃料を生み出す画期的なシステムを開発した。Carol SK Lin教授率いる同大学の研究チームが発表したところによると、すでに香港のスターバックスにて実用実験を行っており、食品ゴミ4000トンの再利用に成功した。仏紙zegreenwebが報じた。
ごみ箱が宝庫に
香港城市大学によると、食品に異なる種類の菌を混ぜ合わせ、発酵させることで、バイオプラスチックなどに多く使用されているコハク酸を作り出すことができる。Lin教授は、
この新しいシステムで、スターバックスのごみ箱が宝庫となり、食品廃棄物の抱えるさまざまな問題を解決する糸口となる
とし、自身の研究が、将来的なプラスチックの供給とごみ削減に貢献すると説明した。
さらにLin教授によると、同システムを利用したバイオプラスチックの実験的な大規模生産を開始することが決定しており、来年ドイツにてモデル工場がオープンする予定となっている。
外部リンク
香港城市大学
http://www.cityu.edu.hk/
スターバックスのゴミをバイオプラスチックに zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/
関連する記事
-
2019-09-10 23:00
-
2019-09-08 12:00
-
2019-09-06 03:00
-
2019-08-09 10:00
-
2019-08-03 10:00