2012-10-06 12:00
その他
「モ~いいよ」牛から携帯にメールが届く!発情期センサーを開発

センサーでキャッチ
牛の発情期をセンサーでキャッチし、飼育者にメールで知らせるシステムがスイスで開発された。スイスでは、1頭に求められる搾乳量が年々増加している。
このため、牛が多大なストレスを感じ、飼い主が牛の発情期のサインを察知することが難しくなっている。
同センサーは牛の膣内と首に取り付けられ、体温や体の動きなどを感知。発情期に入ると、「準備OKです。マーガリー」といった牛の名前つきのメッセージが飼育者に届く。仏紙20minutesが報じた。
揺れる飼育者
飼育者の間では、牛の発情期センサーについて賛否両論の声があがっている。まず、同センサーが一台1100ユーロ(約11万円)と高額であることが原因の1つといえる。
また、最新技術に頼らず、従来のように牛を間近で感じながら飼育を行っていくことが最善策であると考える飼育者も少なくない。
しかし運用実験では、同センサーは90%信頼できるという結果が出ており、繁殖に効率的であることが証明されている。
繁殖を優先に考えた最新技術か、それとも伝統的な飼育か。スイスの牛飼育農家は揺れている。
外部リンク
スイス 農業連合局
http://www.blw.admin.ch/index.html?lang=fr
「発情期です」牛が飼育者にメールを送る 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1015541/
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