エネクトニュース

株式会社安川電機は、2010年より販売していた太陽光発電用パワーコンディショナPV1000（10kW）を、フルモデルチェンジした新製品「Enewell-SOL 10kW／9.9kW」の販売を開始することを発表した。

（画像はニュースリリースより）

「Enewell-SOL 10kW／9.9kW」は、安川電機が提案するメガソーラー発電施設への分散設置、低圧連係用途に適していることに加え、PV1000の高周波音低減タイプと同等となる静音性能を誇っているので、住宅街や学校、病院といった公共施設への設置にも適している。

サイズの面では、PV1000と比較して約10％小型化されているので分散設置がしやすく、耐環境性の面では、塩害地域や-20度の寒冷地域に対応した高い耐環境性を実現し、静音性では30dB以下の騒音レベルと、高周波音（モスキート音）低減を実現しているのでさまざまな場所に設置しやすい。

他の特長としては、パワーコンディショナの容量以上となる太陽電池を接続可能で、日射量に左右されずに発電量の最大化を実現しており、新単独運転検出機能の搭載と多数台連系認証の取得により、系統連系協議の簡素化を実現し、操作とメンテナンスも簡単にできるようになっている。

安川電機では、風力や太陽光といった再生可能エネルギー分野の取り組みを加速しており、今後もパワー変換技術をベースとした製品開発を進めていくとしている。

外部リンク

安川電機 ニュースリリース
http://www.yaskawa.co.jp/php/newsrelease/