2014-09-22 14:00

電気自動車

BMWの最先端EVに搭載 ams社製インターフェース

EVバッテリー
EVの繊細な電圧・電流管理をカバー
人とテクノロジーとのシームレスなインターフェースを提供するため、高度なセンサーソリューションの研究開発に努める世界的企業amsは、同社の開発した【車載用統合センサインターフェースAS8510】が、BMWグループの展開する電気自動車『i3』のバッテリー管理システムに採用されていることを発表している。

(画像はプレスリリースより)

【AS8510】は、データ収集フロントエンドとしてamsが展開しているセンサインターフェースで、数ミリアンペアから1キロアンペア単位に至る電流を測定してデジタル信号を出力、同時に3つの電圧源を電流測定しながら割り出すことができるなど、超高精度センサとしての役割を充分に果たすことができる製品だ。

電力管理の行き届いたEVこそ一流品
BMWが現在量産中のEVモデル『i3』にはバッテリー管理システム「BMS」が搭載されており、これのインターフェースにams社の【AS8510】が組み込まれることで、400Vリチウムイオンバッテリーのシステム管理が円滑に行われ、自動車のバッテリーシステム全体の機能安全性確保が実現されているものだ。

EVとしての十分な走行可能距離と信頼を顧客へ提供するにあたり、エネルギーの蓄積とバッテリー寿命の両立は不可欠な要素として課題に挙がるため、『i3』に搭載の「BMS」による正確な電流・電圧測定によって自動車の走行可能距離が把握できることは、ドライバーが安心感を得ることに直結するものだといえよう。


外部リンク

ams プレスリリース
https://www.ams.com/jpn/node_75/Press-Releases/AS8510_BMW

ams
https://www.ams.com/jpn

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