2014-04-18 11:00
行政
コスト削減 愛知県がリース方式にてLED照明に交換

県で管理するすべての支柱式道路照明が対象
愛知県は2014年4月11日、2014年度の工事(2014年2月末完了目標)で県が所轄するすべての支柱式道路照明灯約3万灯および、港湾・漁港施設の照明灯約700灯をLED照明にすると発表した。なお、今回の工事はコスト節減のため発注方式はリース方式で行う。今回の工事は、既存の支柱をそのまま活用して、従来取り付けられていた水銀ランプやナトリウムランプなどの灯具を、省エネ性に優れたLED灯具に変更するというものだ。
この工事により消費電力は約1,500万kWh/年(一般家庭約3,100世帯の年間消費電力量)、CO2は約5,500t/年(スギの木約390,000本の吸収量)の削減が見込める。
事業費の問題をのりこえての実施
東日本大震災が起こってから、節電および省エネの取り組みが重要視され、照明のLED化は重要な課題としてあげられていたが、事業費の問題がネックとなっていた。だが他府県で導入事例のあるリース方式ならばこれを解決できると愛知県は判断をし、採択をした。
LED灯具のリース発注に関わる手続きは、4月下旬より事務所ごとに順次広告を始め、6月下旬までに全ての案件を締結する予定だ。契約方式についても、通常の二者契約に加えて、第三者賃貸方式も選択可能になる方式を採択する。
外部リンク
愛知県 記者発表
http://www.pref.aichi.jp/0000071097.html
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