2014-06-04 20:00
太陽光発電
コマツ粟津新組立工場、電力使用量半減を実現

太陽光、バイオマスによる電力創出と省エネを目指す
コマツ(東京都港区)は、同社主力工場の粟津工場敷地内(石川県小松市)に新組立工場を竣工、生産を開始した。新組立工場には、バイオマス発電や太陽光パネルを活用し、電力創出と省エネを目指す。(画像はプレスリリースより)
築40年の老朽化した工場が、環境配慮と生産性を併せ持つ次世代組立工場に生まれ変わった。2棟の工場を1棟に集約し、最新の省エネ、生産技術を導入。2010年度比の電力使用量は半減する。
さらに、今年12月から再生可能エネルギーを活用した発電を開始。消費電力量2010年度比9割減を目指すという。
床面の有効活用で面積生産性は2倍
新組立工場は全面ピット構造を採用、電源・配管および組立設備を地下ピット内に設置し、床のフラット化が実現した。また、柱間隔を最大32mに拡張し、生産スペースの確保に努めた。関連企業と協力し、部品モジュール化を促進、組立ラインの長さも短縮。さらに、検査工程でICTを活用することで、面積生産性は2011年度比2倍になると予想されている。
コマツは、従来よりC02削減に取り組んでいたが、2011年東日本大震災以降、電力使用量の削減には特に注力し、全国の工場で積極的な活動を展開している。
外部リンク
コマツ
http://www.komatsu.co.jp/
コマツ/ニュースリリース
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo
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