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2014-07-11 09:00

その他

三菱重工とヴェスタスの合弁会社が新たな洋上風力発電の商用化を計画

MHIヴェスタス
出力8,000kWの洋上風力発電の商用化を計画
三菱重工業とデンマークのヴェスタス社の洋上風力発電設備専用合弁会社である、MHI Vestas Offshore Wind A/S(MHIヴェスタス)が、新たなプロジェクトとして出力8,000kWのV164の開発し商用化をすすめている。このV164は、デンマークのデベロッパーであるSkovgaard Invest ApS(スコウゴー・インベスト社)およびEnergicenter Nord(エネルギーセンター・ノーア社)の2社と、デンマーク西部で実施予定のBelling Mærsk(ヴェリングマークス)プロジェクト向けに作られたものである

ヴェリングマークス・プロジェクトは洋上風力発電で商用生産に先立つV164の0シリーズを陸上に設置し、洋上での据え付け方法および運転・保守を点検する。同プロジェクトは5年間試験運転と、20年間のサービスを含んでおり、設置は2015年中頃に開始される見込みである。

同地域の多くの地権者がプロジェクトに投資を行う
MHIヴェスタスのJens Tommerup(イェンス・トムラップ)CEOはスコウゴー・インベスト社とエネルギーセンター・ノーア社および同地域の多くの地権者がこのプロジェクトへの投資を行ったことに喜びを示している。

V164の開発が予定通りに進んでおり、この0シリーズ初号機受注が性能・信頼性・効率検証をし、今後の商用化への重要なステップであるとの意見を示している。

くわえてトムラップCEOはこのプロジェクトで設置を予定しているRingkoebingーSkjern(リンケビングースキャーン)の地域が風力発電産業の発展に寄与する新技術開発の世界的リーダーであることを示す。

なお同地域ではヴェリングマークス・プロジェクトを中心に、風力発電開発の共同体が形成されてきており、ヴェスタス社は過去15年にわたりスコウゴー・インベスト社およびエネルギーセンター・ノーア社とともに同地域で出力3,000kWのV112をはじめとする風力発電設備の試験を行うだけではなく、試験場の75%が同地域の地権者および地元住民に販売される予定である。


外部リンク

三菱重工業 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/pdf/140704.pdf
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