2013-12-11 14:00
エコ
大和ハウス、相模原で次世代型物流施設を実証実験

「DPL相模原」で実証実験
2013年12月6日、大和ハウス工業株式会社は、次世代環境配慮型物流施設「D’s SMART LOGISTICS(ディーズ スマート ロジスティクス)」の実証実験を開始すると発表しました。実験結果に基づき、採用している環境配慮技術を、今後の物流施設建設に活かす方針です。
(画像は大和ハウス工業株式会社HPより)
対象施設は神奈川県相模原市のマルチテナント型物流施設「DPL相模原」で、同社が力を入れるスマートマネジメントシステム「D-LEMS」を導入した施設です。
「D-LEMS」
スマートマネジメントシステム「D-LEMS」とは、照明や換気、空調システムなどの「エネルギー見える化」をして、それぞれの設備を最適に制御できるシステムです。これにより無駄な消費電力をおさえることができます。テナント単位での「見える化」やリアルタイムでの状況監視が可能ですので、省エネのサポートや業務の効率化がねらえます。
アクティブコントロール
次世代環境配慮型物流施設に欠かせないのがアクティブコントロールです。採用されている空気還流システムは、地下から空調・換気用の空気を取り込み、夏場の予冷に利用します。照明も全館LEDを採用し、CO2排出量、光熱費とも約42%の削減を見込んでいます。
そして、現在進められているのが、屋根面への太陽光発電システムの建設です。クリーン・エネルギーを発電することで、環境保全に寄与します。
積極的に環境に配慮したシステムを導入することで、今までにない環境配慮型物流施設が誕生しました。「DPL相模原」の実証実験の結果次第では、今後の物流施設のあり方が変わるかもしれません。
外部リンク
大和ハウス工業株式会社HP内ニュースリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20131206112613.html
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