2014-03-21 09:00
太陽光発電
水を使わない太陽光パネル洗浄システムを開発 イスラエル・Ecoppia社

砂漠でも最適な発電を維持 洗浄コストと生態系への問題も解決
3月11日、イスラエルのEcoppia社は、ウォーターフリーの太陽光パネルクリーニングシステムを発表した。このシステムは、中国大手太陽光パネルメーカーのサンテックパワー社が認可し、自社パネルの洗浄システムとして採用する。
この洗浄技術は、水が使えない砂漠のような厳しいコンディションでも、最適な発電を維持するために開発された。これによって、洗浄水への高額な出費と、洗浄液による生態系への悪影響に関する問題が解決する。
遠隔管理で24時間稼働 発電効果・寿命には影響なし
クリーニングロボットは、太陽光パネル列に沿って24時間休まず稼働する。マイクロファイバーとエアフローを併用し、パネルに付着した粉じんなどを99%除去することが可能だ。ロボットは遠隔管理システムによってモニター、コントロールされるため、人件費削減にもつながる。
サンテックパワーは、このシステム導入によって太陽光パネル維持費が大幅に削減収益が得られることを確認した。また、発電システムの寿命や効果に悪影響を与えないことにも、確信を持っている。
同社は今後、世界中に展開される同社発電システムへのインストールを進めていくという。
外部リンク
Ecoppia
http://www.ecoppia.com/
Ecoppia/ニュースリリース
http://www.ecoppia.com/suntech
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00