2015-09-29 17:00
太陽光発電
イタリア、エネル社がブラジル太陽光発電トップへ

イタリア、エネルグリーンパワーがブラジル大型太陽光案件契約
イタリア大手電力会社エネルの傘下にあるエネルグリーンパワーは、2015年8月31日にブラジルにおいて553MWの電力供給の新規契約を獲得したことを発表した。エネル社は火力、水力、原子力を中心に太陽光発電にも投資を行う世界各国の電力会社を傘下にする多国籍企業としても知られている。ヨーロッパにおいては業界再編や電力自由化におけるキープレイヤーでもある。
ブラジルを足がかりに、中南米へと進出
今回、エネルグリーンパワー社は、6億ドルを投資し、新たに3つの発電所を開発する。20年契約553MWの電力供給契約を獲得している。これについてエネルグリーンパワー社のフランチェスコ・ベントゥリーニ(Francesco Venturini)社長兼CEOは下記のようにコメントしている。「画期的な契約を獲得できて非常に喜ばしく思っている。この契約によって、EGPはブラジルにおける太陽光発電分野のトップに上り詰めた」
エネルグリーンパワー社は、ブラジルにおいて818MWの太陽光発電開発と700MWの風力発電事業も契約しており、今回の553MWの電力供給契約によりブラジルにおける太陽光発電のトップシェアを誇ることになる。
この計画は2017年までの操業を目指し、ピアウイ州とバイア州内の3か所で建設が行われる予定だ。
(画像はイメージです)
外部リンク
エネルグリーンパワー社のニュース
https://www.enelgreenpower.com
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