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2010-02-12 16:00

その他

食べられないけどふんわりマカロン、コルクは森からの贈り物 CORK+

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素材はコルク
マカロンだけどお菓子じゃありません。
ワインの栓によく使われているコルクが大変身しました。

東京都墨田区に本社を置くコルク製造業永柳工業㈱では、長年培ってきた技術を元に、プロダクトデザイナー小池さんと共に新しいコルクの商品を開発、お菓子の名前を借りたクッションを製品化しました。その名も「コルクマカロン」。



コルクといえば住宅に使われることも多い素材。
優しい風合いのコルクは弾力性に優れ、物を落としても音を遮り割れにくく、しかも温かい。
最近はコースターなんかにもなっています。

同社ではポルトガルから輸入したコルクを使用、栓にした残りを
加工して固めたふんわりソファブリックタイルを開発、そして今回「コルクマカロン」の誕生へとつながりました。

無駄なく使ってあげるエコ
コルク樫の樹齢は150~250年あるとされ、9年周期で皮を剥ぐことができるのだそうです。
「そんな可哀想な!」というのは人間側の勝手な見方で、皮を剥いだ木の方がよく生育し、Co2の吸収量が3-5倍も違うそうです(羊の毛を刈るのと同じとか)。

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そのコルク樫の森林は南欧の砂漠化防止や希少種を含む生態を守る役割を果たしており、捨てることなく大切に使ってあげることが人にも地球にも優しいエコにつながります。

優しく暖かなコルク、次はどんな姿で私たちの前に現れてくれるのか楽しみでもあります。

                 (編集部 環境草紙)

永柳工業株式会社
同社CORK+のHP
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