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オーストラリアの資源会社リソースハウスは６日、中国の電力会社、中国電力国際発展との間で、同社に対し２０年間、石炭を供給する契約を結んだと発表した。契約額は６９０億豪ドル（約５兆４千億円）で、オーストラリアでは過去最高の輸出契約額。

発表によると、中国側はオーストラリア北東部クイーンズランド州で新規開発する炭鉱から年３千万トンの石炭を買い入れる。炭鉱は２０１４年までに生産開始の予定。

中国電力国際発展は中国の主要発電企業、中国電力投資集団の中核企業。リソースハウスはオーストラリアの資産家クライブ・パーマー氏が経営する鉄鉱石・石炭生産会社。

中国は世界最大の石炭産出国だが、急速な経済成長を背景に石炭輸入が急増。２０１０年１月１２日、中国税関総署の資料によると、２００９年１２月の中国石炭輸出量は207万トン、１―１２月の累計輸出量は2240万トンに達した。一方で、１―１１月の石炭累計輸入量は8910万トンに達し、２００９年、中国は石炭の純輸入国となった。

リソースハウスは中国冶金科工集団との間で、約９０億豪ドルに上る炭鉱開発、石炭運搬用鉄道建設などの契約も結んだ。

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資源エネルギー庁