2014-12-26 23:00
太陽光発電
千葉県山倉ダムに世界最大の水上メガソーラー建設
京セラと東京センチュリーリースが共同出資
12月22日、京セラ株式会社と東京センチュリーリース株式会社(TCL)の共同出資によって設立された京セラTCLソーラー合同会社が、千葉県市原市に世界最大の水上設置型メガソーラーを建設すると発表した。水上設置型として世界最大となる発電所は、千葉県企業庁が管理する工業用水道専用山倉ダムに設置される。ダムの水面約18万平方メートルに京セラ製の太陽電池モジュール約5万枚を設置し、約13.4MWのメガソーラーを完成させる。
事業運営は京セラTCLソーラーが行い、TCLはリース・ファイナンスを提供する。発電所の設計施工は京セラコミュニケーションシステム株式会社が、太陽電池モジュールと周辺機器の供給・維持管理は株式会社京セラソーラーコーポレーションが行う。水上架台には、フランスのシエル・テールの製品が採用される。
地元企業に協力要請、学習施設の整備で地域貢献も
メガソーラープロジェクトは2016年3月の稼働を目指す。年間予想発電量は約1万5,635MWhで、これは一般家庭約4,700世帯分の年間電力消費量に相当する。発電した電力は東京電力に売電する予定となっている。発電所の建設にあたり、地域の発展に貢献することも目指している。維持管理について地元企業に協力を求めるほか、環境学習施設を作り、近隣小学校に学習の場を提供する。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
京セラ株式会社
http://www.kyocera.co.jp
京セラ株式会社/ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00