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2010-03-02 18:00
その他
環境と性能を両立!再生ポリ使用ユニフォーム発表 ナイキ

廃ポリ1300万本分から甦った!
ナイキが2010年ナショナルチーム・ユニフォームを発表した。同社は今回初めて素材に廃プラから再生されたポリエステル生地を使用、同時に機能性にも配慮、環境と性能の両面に優れたユニフォームが誕生した。素材となった廃プラスチックの出所は日本と台湾。
何と1300万本分の廃プラスチックが使用されたという。
新規に素材から作成する場合との比較で、最大30%の原材料及びエネルギーの節約につながったという。
1300万本分のボトルがどの程度のものなのかを比較で言うと、フットボールピッチで29面分、横にして並べると南アフリカの海岸線を超えてしまうといい、いかにこの量がすごいものであるかがわかるというもの。
しかし、ただ環境に配慮しただけではない。
ナイキはユニフォームにも様々な機能性を取り込んだ。
100%再生素材に吹き込まれた高機能性
まず再生されたNikeDry-Fit素材は、同社の従来品よりも13%軽量化された。トップス両脇には通気ゾーンが設けられ、同比較で空気の流れが7%改善、汗を素早く乾燥させて選手をDryな状態に保つ。
この通気ゾーンはショーツウエストバンド下、背骨の基部にも設けられ、汗が抜けやすく乾燥を維持できる工夫もされているという。
ユニフォームにはWニット構造が取り入れられ伸縮性は10%高くなり、選手の動きと通気性の面で同社独自の技術が最大限活かされている。
ワールドカップ南アフリカ大会では9カ国がナイキの新しいユニフォームを着用して試合に挑む。
ナイキの新しい挑戦は、選手たちを勝利に導くのだろうか。
(編集部 環境草紙)
株式会社ナイキジャパン
プレスリリース
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