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オフィス用品通販を手がけるカウネットは、東京ビッグサイトで開催される「グリーンストア２０１０」にひのきの間伐材を使用したオリジナル店舗什器「結の森SHOPシリーズ」を展示、環境に配慮した店作りの提案を行う。



期間は３月９日～１２日まで、大正町森林組合との共同出展で展示されるのは高知県の四万十ヒノキ間伐材を使用した店舗用什器。これは同社オリジナル商品群で「結の森SHOPシリーズ」として展開されているもの。

展示は素材の持つ温かみ、柔らかさを生かした什器から、メニュースタンドといった小物まで用意される。ヒノキはその持つほのかな香りも長年日本人に愛されてきたが、当日は販促用に試作された芳香器（試作品）を使用した「香りの販促」も予定されており、木の文化に育ってきた我々日本人のDNAに「匂い」からも訴えかける予定だという。

カウネットの母体であるコクヨは、紙や木製品を通じて森からの恵みを我々に届けてくれたが、その恵みを森林再生のために再び森へ還そうと、高知県大正町森林組合を通した間伐材の使用に取り組んでいる。



森は適切に間伐などの人の手が入らないと光が中まで届かなくなり、ブッシュが育たず保水もできなくなる。
そうなると崩壊や水害などを引起しやすくなり、生態系のみに留まらず我々の生活をも脅かす。

同社が支援しているのは「最後の清流」と言われる四万十地域の私有林。四万十のヒノキはその木肌がやや赤みがかったピンク色をしているのが特徴なのだそうだ。

四万十流域の自然や川に恵みをもたらす森、その森からの恵みである柔らかなヒノキ。このヒノキを五感で体験してみてはいかが？

　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集部　環境草紙）

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