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2010-03-11 00:00

その他

「みどり学術賞」受賞者決まる

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黒岩常祥氏と鈴木和夫氏の2名が受賞
内閣府は5日、第4回「みどりの学術賞」の受賞者2名を発表した。

受賞者は、黒岩常祥(くろいわつねよし)東京大学名誉教授と鈴木和夫(すずきかずお)東京大学名誉教授の2名。

みどりの学術賞は、内閣総理大臣賞のひとつ
黒岩氏は、「葉緑体などの色素体及びミトコンドリアなど、細胞生物学の分野において、その分裂・増殖・遺伝の仕組みを世界で初めて解明。「みどり」がどうやって繁栄していくかについての新たな理解となる顕著な功績を挙げ、この分野の第一人者として発展に貢献した。」というのが主な受賞理由。

鈴木氏の受賞は「森林植物学の分野において、寄生から共生まで多様な生活型を示すナラタケ、マツタケとマツとの共生関係、松くい虫被害の原因であるマツ材線虫病などの研究を行い、森林における生物間の相互作用を明らかにしてこの分野の第一人者として発展に貢献した。また、森林保護の分野において、樹木を診断・治療し、樹木の保護に関する知識の普及・指導を行う樹木医制度の創設・発展に尽力するなど社会に貢献した。」
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みどりの学術賞は、内閣総理大臣賞のひとつで、日本国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等についての研究、技術の開発その他「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に対して内閣総理大臣より授与される。


外部リンク

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