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2010-03-28 14:00

その他

産学官による環境対策車への動きが急加速

産学連携
ベンチャーの「エナックス」が愛知に進出
リチウムイオン電池製造のベンチャー企業「エナックス」(東京都)が、愛知県常滑市に工場を建設し、2010年度中の操業開始を計画していることが分かった。

同県内は、自動車関連メーカーが集積しているが、この種の電池メーカーの企業進出はなく、同電池や次世代車開発の共同研究に弾みがつくと期待されている。
エナックスは、ソニー出身でリチウムイオン電池開発の第一人者である小沢社長が1996年に創業、乗用車やロボットなど大きな動力を供給できる大容量電池の開発にも成功し、成長を続けている会社。
すでに東北と関東に工場や研究所があり、中部地方への進出は初となる。

政府が1月に成立させた第2次補正予算で、リチウム電池製造など低炭素型産業の立地を支援する補助金を創設し、公募でエナックスの事業採択が決まったものだ。
大阪府立大学に「EV開発研究センター」設置
また大阪府も同25日、大阪の産官学による電気自動車(EV)開発の拠点となる「EV開発研究センター」を、4月1日付で堺市の大阪府立大学に設置すると発表した。

最先端の蓄電池やモーター技術を研究する府立大の研究者8人を中心として、他大学や研究機関・中小企業が参画し、中核技術のほか充電器などの最適配置を計測するシステムや試作車などを開発する方針という。

このほか、三洋電機も兵庫県加西市にハイブリッド車(HV)用の電池工場を、22年度中の稼働を目指して建設中だ。

今や、自動車は環境に優しくなければ作れないところに来ている感がある。

外部リンク

エナックス
http://www.enax.jp/

大阪府立大学
http://www.osakafu-u.ac.jp/news/001789.html
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