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2010-03-28 11:00

その他

歴史と自然と人が交わる拠点へ、神田万世ビル(仮称) JR東日本

eco
歴史を引き継ぎ、環境配慮
JR東日本は神田須田町に賃貸オフィスビルを建築すると発表した。当該地はレンガアーチ高架橋が残る歴史資産を有し、秋葉原電気街と老舗が連なる淡路町を結ぶ交流点に立地することから、同地区の持つ特性を生かした計画が盛り込まれた。



歴史を引き継ぐ
具体的には赤レンガ高架橋にマッチした外観、デザインを持たせ、ターミナル駅であった歴史を踏まえた重厚な外構を、エリアを結ぶ交流点である立地を生かす視点から各エリアを結ぶオープンスペースを設けることとした。

環境を未来へ
環境の点も様々な工夫が凝らされている。
建物には「グリーンビル」の概念を取り入れ、環境負荷の極力低下を目指す。具体的には開閉可能な窓を各フロアに設け、緑と空気を取り入れることにより空調による負荷を減らす。

ビル入居者向けには「エコ通勤」を推進することから、駐輪場とシャワー室を設置し、ビル屋上等へは積極的に緑化を取り入れる。

また客観的な評価の指針として建築物環境性能評価システムの最高ランク及び米国グリーンビルディング協議会によるLEED-CS取得を検討するとしている。

当該地域のアクセスや利便性、エリアを結ぶ要として、同社は店舗の他、教育関連施設などの導入を検討、同ビルを「歴史」や「環境」と共に次世代へ向けた「育成の場」としたいという。

                  (編集部 環境草紙)


外部リンク

JR東日本
http://www.jreast.co.jp/
プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100320.pdf
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