エネクトニュース

中国の砂漠化問題は深刻だ。現在土地の約18%が砂漠と化しており、砂嵐による被害も報告されている。そんな状況を改善するために、多数の中国人及び日本人ボランティアが中国北部の砂漠拡大防止の実験に参加した。そこで利用されたのがエコバック。中国で4番目に大きい砂漠の東側にエコバッグを利用したバリアを築き上げ、砂漠が広がるのを食い止めるという計画を実行した。

実験には5000人の小中学生、1500人の中国人ボランティア、500人の日本人ボランティアが参加し、エコバッグに砂を詰め、
サンドバッグ作成、積み上げるという作業に携わった。



日本に拠点をおく世界砂漠開発協会、中国代表のWu Jingzhong氏は「エコバッグはトウモロコシの外皮、つまり捨てられる部分によって製造されており、環境保護にもつながる」とこの計画に自信を持っている。

なお、日本側はエコバッグの原料となる外皮を1トン寄付することを約束した。

外部リンク

news.xinhuanet.com
http://news.xinhuanet.com/english2010/sci/2010-04/20/c_13259821.htm