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2010-05-13 11:00
その他
捕鯨船問題、日本非協力的非難
証拠提供拒否する日本
1月に南極海で起きた日本の捕鯨船昭南丸2号と捕鯨抗議船アディジルとの衝突事故に関して、オーストラリアの調査隊は、どちらに非があったか解明できずにいると発表した。その原因は、日本側がインタビューを拒否し、情報の提供に協力的ではないからだという。日本側は捕鯨抗議船のキャプテンであるニュージーランド人ピーター・ベシュンの身柄を3月より拘束している。オーストラリア海上保安局の報告によると、日本側は破壊活動の責任を追及し、刑事訴訟を起こす構えだと述べている。また、オーストラリア連邦警察は、捕鯨国の要請により、反捕鯨抗議者を調査しているとも報告している。
証言に食い違い
この事故では双方の証言に食い違いが見られる。反捕鯨船側は衝突直前に日本の捕鯨船が向きを変え、まっすぐに突入してきたと主張しているが、日本側は反捕鯨船側に全面的に責任があると譲らない。ただ、事実確認のために、オーストラリア側は事故当時のビデオの映像提供や航海記録の提示を求めているが日本側はそれに応じようとしていない。そのために日本側が証拠隠滅をはかっているのではという疑いも持たれてかけているようだ。
編集部 青空ひなた
外部リンク
Whale crash probe anger
http://www.themercury.com.au/article/2010/05/10/145141_tasmania-news.html
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