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2010-05-26 12:00

その他

反捕鯨家、懲役15年求刑か(NZ)

捕鯨
有罪になる確率高い見通し
日本で拘束されている反捕鯨活動家ピート・バシューン氏は、有罪となり禁固刑を科せられるだろうという見方が強いとNZヘラルドは報じた。

ニュージーランド出身のバシューン氏42歳は2月に日本の捕鯨船昭南丸2に対して、無謀な横断行為並びに障害、破壊行為、ナイフ所持、商業活動の妨害などの容疑で逮捕身柄拘束された。サンデースタータイムスによると、95%の確率で有罪になると思われ、15年の懲役刑が求刑されることになるという。

また、東京拘置所内では、バシューン氏は「サイコ・キラー(精神病殺人魔)」のような扱いを受けていると報じている。
反捕鯨への想い強く
ただ、バシューン氏自身、執行猶予や本国ニュージーランドに追放されることへの希望はあまり持っていないようだ。しかし、反捕鯨への熱意は今でも根強く持っているという。来月行われる国際捕鯨会議において、商業捕鯨の制限緩和が議論されることになるということが明らかなになった。それに対し、バシューン氏は、もしジョン・キーNZ首相が同意の署名をするようなことがあれば、裏切り者のレッテルを張られ、生涯歴史に名を残すだろうと述べているという。

なお、バシューン氏の妻シャーリンは精神的および経済的な苦痛から、別居を決意したと伝えられている。

編集部 青空ひなた

外部リンク

Anti-whaling activist treated like 'psychopathic killer'
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10646961
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