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ニュージーランドを襲った暴風雨により、ホークスベイ地区とオタゴ地区で大きな被害が出ている。家屋が崩れ落ち、車が吹き飛ばされるなど、豪雨の傷跡があちこちに見られる。川が氾濫し、牧草地に流れ出ており、家畜への影響も大きいという。さらに、オタゴの中心都市ダニーデンでは洪水によってあふれ出た水がメインの道路を覆い、商店などに深刻な被害をもたらしているという。

ダニーデンの南西部にあるバーウィッックフォレストでは、６ｍものがけ崩れが発生した。その際、現地では４２名の赤十字研究生がキャンプしていたが、間一髪で脱出し、一命を取り留めた。警察は、一夜にして３００件ものコールが入り、対応に走らされた。なお、今現在、ダニーデンの町はハイウェイが封鎖され機能が停止している状態で、まるで孤島のような状態だという。

ただ、メットサービスによると、幸いなことに天候は回復に向かっており、洪水被害は拡大することはないと見られている。

編集部　青空ひなた

外部リンク

Havoc as rains hit country
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10648406