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2010-06-01 12:00

その他

反捕鯨家裁判、傷害罪も追加なるか?

捕鯨
6つ目の罪状
反捕鯨活動家ピート・べシューン氏の公判が東京で行われている。すでに銃刀法違反と器物損壊、不法侵入、営業妨害の5つの罪状は認めているが、傷害罪に関しては否認している。

3日目の公判では、検察側は強い酸性の薬物によって乗組員1名が全治1週間のけがを負ったことを追及したが、べシューン氏は薬物を持ちこんだことは認めているもののけがをさせるつもりはなかったと主張した。
動かぬ証拠
しかし、公判ではその状況を克明に記録したビデオが放映され、べシューン氏は食い入るように見ていたという。また、ビデオの中では酸性薬物入りのボトルが投げ込まれ、乗組員に当たる場面が映っていた。さらに、べシューン氏を含む、ほかの反捕鯨船の乗組員はそれを見て歓声を上げている音声も克明に記録されていた。

この証拠ビデオが映像された後、べシューン氏は「人にあてるつもりはなかった」と弁明しているが、裁判官の心証を悪くしたことは避けられないようだ。

編集部 青空ひなた


外部リンク

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http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10648659
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