• TOP
  • >
  • 「どうして、日本人はクジラを捕まえるの?」
2010-06-18 13:00

その他

「どうして、日本人はクジラを捕まえるの?」

捕鯨
罪の意識が薄い
「どうして、日本人はクジラを捕まえるの?」反捕鯨団体のシー・シェパードのメンバーが捕まり、また衝撃的な映画が公開される昨今、日本の捕鯨に対する世界の目は厳しい。特に現在拘束されているピート・バシューン氏の故郷、ニュージーランドの子どもたちは、素朴に日本人はなぜクジラを捕まえるのかという疑問がわくようだ。それに、あなたなら何と答えるだろうか?

そんな疑問に応じるべく、ニュージーランドのワイカト大学で教鞭をとるひとりの日本女性がNZヘラルドにコメントした。(以下、抜粋)
「40年ほど前には日本でクジラ肉はほかの牛肉、豚肉などと同様の扱いを受けており、栄養価の高い食品として学校給食にも指定されていた。無知というか、グリーンピースやシー・シェパードに指摘されるまで、まったく罪の意識はなかった。そんなに食べている意識はなかったし、ましてや絶滅なんて考えも及ばなかった。しかし、実際には日本人のせいでその数は減少している…つまり、日本人は悪者ということ。日本以外にもアイルランドやノルウェー、アラスカでも捕鯨はされているが、決定的な違いは、彼らは自国の海域内で行っているが、日本だけがニュージーランドに程近い南極海まで来ている。ただ、日本人のすべてが捕鯨賛成派だとは思わないで欲しい」


納得のいく回答ができる人はいない
彼女自身、日本が捕鯨を続ける理由がわからないといい、日本人の中にも的確な答えを返せる人はいないだろうと締めくくっている。

編集部 青空ひなた


外部リンク

Yurika Arai: Don't cast all Japanese as villains in whaling issue
http://www.nzherald.co.nz/environment/news/article.cfm?c_id=39&objectid=10652104&pnum=2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook