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2011-01-27 17:00
その他
中国市場を制覇せよ! 三菱レイヨンが下排水処理で合弁会社

高く評価される中空糸膜
三菱レイヨン(以下レイヨン社)が中国で、下排水処理膜製造・販売の合弁会社を設立することが明らかとなった。すでに提携相手となる『北京碧水源科技股份有限公司』(以下オリジン社)との間で、合弁会社設立のための覚書を締結している。出資比率は、レイヨン社が51%、オリジン社が49%となる予定。レイヨン社は中国の下排水処理市場において、高い透水性能や耐薬品性などを備えた中空糸膜を用い、膜分離活性汚泥法(MBR)システムを軸に事業を展開している。
トップシェアを目指して
今回覚書を締結したオリジン社は、中国におけるレイヨン社製中空糸膜の顧客エンジニアリング会社であり、使用実績が豊富で、かつ大型のMBR案件の受注力が圧倒的に高いという、相互補完的な関係と言える。また、中国での中空糸膜生産に乗り出すことによって、コスト競争力と地産地消という優位性を活かしていく方針。
レイヨン社はこれまでに、中国・韓国を始め、世界で3,000件以上の中空糸膜エレメント納入実績を持っており、MBR分野でも、同社の膜技術は高く評価されている。
レイヨン社は今回の発表に際し、下記のようなコメントを述べた。
当社は、オリジン社のMBR案件受注力と膜販売力を取り込むことで、中国MBR市場でのトップシェア獲得を目指します。
編集部 宗近 明
外部リンク
三菱レイヨン プレスリリース:
『中国における下排水処理膜製造・販売の合弁会社設立に関する覚書の締結について』
http://www.mrc.co.jp/press/p10/101221.html
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