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2011-06-13 16:00

その他

自然のサイクルをさまたげない~横浜銀行、「かながわ木づかい住宅ローン」を提供

銀行
横浜銀行は、神奈川県産の木材を使用した場合の住宅ローン適用金利を、最大1.5%差し引く取り扱いを、2011年5月25日から開始している。

今回提供されるサービスの対象となるローンは、「かながわ木づかい住宅ローン」で、変動金利型、もしくは、固定金利型(3年・5年・10年)のいずれかを選ぶ方式。取り扱い期間は、2011年5月25日から2012年3月30日申し込み受付分までとなっている。

同ローンの利用には、「神奈川県の「かながわの未来につなぐ森づくり『かながわ木づかい』二酸化炭素固定量・森林整備貢献認証書」を銀行に提出することと、「神奈川県産木材を木材使用量の50%(体積換算)以上使用」、「神奈川県産木材を5立方メートル以上使用」が確認可能」などの点を満たす必要がある。

さらに、住宅の増改築、リフォーム資金および借り換えには利用できない点も注意しておくべきポイントのひとつ。

今回のサービスは、神奈川県の推進する「かながわ木づかい運動」に賛同したというもので、同運動とは、神奈川県が推進する森林保全運動のこと。県産木材の使用を通して間伐(かんばつ)を促進し、森林を循環させていくことをめざす活動が行われている。

ちなみに、森林保全活動を行う際の重要な要素の一つに「費用」がある。植林による森林保全の費用には、事前の土地確保のための調査・交渉や、植えたものが枯死しないための植林後のメンテナンスなど、苗木の購入費用以外の経費も必要となる。また、森林の保全と地域の発展が切り離せないことから、費用には、その地域の住民の生活向上支援費等も必要となる。

27道府県が参加の意思を表明している「ソーラーファーム」構想に、深くかかわっているのが、神奈川県。中央道の八王子を過ぎたころからの深い山々は、相模湖を望む神奈川県の財産であろう。地産地消は、食だけではなさそうだ。

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