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森ビル株式会社は、お台場「ヴィーナスフォート」の天井環境演出照明を全灯LED化する交換工事が完了したことを発表した。


交換・設置されたLED照明は、全部で1,650灯。照明エリアは4,880平方メートルに及ぶ。交換工事は、6月20日より行われており、7月29日より全灯LED照明で運用が開始された。「ヴィーナスフォート」は、17～18世紀のヨーロッパの美しい街並みを再現。約１時間をかけて、昼の青空から夕焼け・日没・夜空へと変化する天空の演出は、1999年の開業当初から導入された日本で初めての本格的な天空の演出システム「スカイフィーチャー・プログラム」を利用したものである。この天空照明演出は、今ではヴィーナスフォートにかかせないものとなっている。

今回のLED化は、当初、年度内の施工を予定したという。しかし、東日本大震災後の電力不足を受け、8月の電力ピーク前に完了できるよう前倒しで実施することとなった。

今回の「空の照明」LED化により、照明による消費電力は1/10に削減。また、これまでハロゲン照明の使用により高温となっていた照明周辺の温度も低下するため、空調効率の向上にも繋がる。

外部リンク

森ビル株式会社　ニュースリリース
http://www.mori.co.jp/company/press/release/2011/07/20110728100000002247.html