2013-03-16 15:00
その他
マクドナルド コーヒー農家支援プログラムを始動。オーガニックコーヒーの生産へ

マクドナルドのSCANプログラム
米ファストフードチェーンのマクドナルドが、南米のコーヒー農家のための支援プログラムを始動することがわかった。SCANとよばれる同プログラムは、南米のコーヒー農家の育成およびオーガニックコーヒーとフェアトレードの推進のために実施される。
今後5年間で計13000人を研修にむかえる予定で、650万ドルがプログラムに投資される。SCANによりレベルの高い生産者を育成し、良質のコーヒーを販売することがマクドナルドの目的だ。green et vertが報じた。
さび病からコーヒー農家を救え!
コーヒーの木がかかりやすい病気のひとつに「さび病」がある。コーヒーに寄生する菌により引き起こされる病気で、一度病菌が繁殖すると瞬く間に感染していく。グアテマラでは、この「さび病」に国内の木の70%が感染し、今年のコーヒー生産量が激減。マクドナルドは、苦境にたたされたコーヒー生産者のために研修プログラムを実施しすることを決定した。
研修では、農薬を使わないコーヒー生産に関する基礎的な知識から、病菌や虫への対処方法、経営学など、農園を発展させるためのノウハウを教える。フェアトレードに関するクラスも開設される。
マクドナルドは、SCANで育成したコーヒー生産者と提携し、同社のコーヒーチェーン店であるマックカフェなどでオーガニックコーヒーを提供していく予定だ。
マクドナルドのコーヒー農家支援プログラムは、まずグアテマラでスタートし、その後南米各地に広めていく。
外部リンク
米マクドナルド 公式サイト
http://www.mcdonalds.com/us/en/home.html
コーヒーのために マクドナルドがオーガニック生産者支援 Green et vert
http://www.greenetvert.fr/2013/03/14/pour-son-cafe-mcdonalds
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