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2012-05-30 12:00

太陽光発電

CO2を62%削減した超環境型オフィス、清水建設新本社が完成

太陽光
CO2排出量を62%削減、最新技術を採用した新本社
5月24日、清水建設は、東京都より都市再生特別地区の指定を受け建設を行なった、超環境型オフィス「清水建設新本社」が完成したこと発表した。

2009年4月の着工当初から注目を集め、同年8月、最先端の環境技術を設えたモデルルームには、ビル事業者やオーナーを中心に8千人以上が訪れている。

着工後も省エネ技術の開発に取り組み、運用開始時に、東京都の標準的なビルと比べてCO2排出量を62%削減、今後は設備機器の最適な調整などを行って2015年までには70%に高める計画になっている。

その後は、排出枠プロジェクトで排出枠を創出してオフセットし、CO2ゼロを実現することが目標だ。

超環境型オフィス、8月より営業開始
国内最高クラスの環境性能を備えており、輻射空調システムは天井パネル内部に設置したパイプの中に冷温水を流すことにより室温を調整し、従来の空調システムに比べてエネルギーを30%削減でき、LED照明や太陽光をブラインドに反射させて室内に採り込む「グラデーションブラインド」を採用し、照明消費エネルギー量を従来から90%削減する。

昼間の商用電力のピークカットなど運用段階における省エネを目的に、太陽光発電と蓄電池を商用電力と併用したマイクログリッドも構築した。

新本社ビルは8月1日に営業を始め、ショールームとして公開し環境配慮型ビルの技術を広くアピールする。

外部リンク

清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2012/2012006.html
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