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2012年6月13日、東京都環境局は、太陽光発電システムの設置を促進するため、10年以内に設置コストが回収できる、集合住宅向け太陽光発電システムの概要をまとめた。

東京都は2009年度から、太陽光発電システムの設置に対する補助金制度を実施し、1キロワット当たり10万円を助成している。

現在、需要の大半が戸建住宅にあるが、今後、賃貸アパート・マンションのオーナーやマンション管理組合に、太陽光発電システムの設置を積極的に検討してもらうことが目的だ。

都は今年4月にプランの提案募集を行い、54事業者から183に上る設置プランが集まった。

設置コストの回収年数が10年を大きく下回るプランも多く、回収年数の平均は約7年。平均設置単価はキロワット当たり約44万円で、平均設備容量は約9.0キロワットとなっている。

設置プランの屋根形状別内訳は、傾斜屋根(ストレート・ガリバリウム)が82プラン、傾斜屋根(瓦)が46プラン、陸屋根が55プラン。

外部リンク

東京都　報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/