2012-09-01 18:30
エコ
オノ・ヨーコさん 反「フラッキング」アーティスト団体を設立
「アーティスト・アゲンスト・フラッキング」
オノ・ヨーコさんと息子のショーン・レノンさんは8月29日、米国で広まりつつある天然ガス採掘法、フラッキングに反対するアーティスト団体を設立した。「アーティスト・アゲンスト・フラッキング」と呼ばれる同団体には、元ビートルズのメンバーや、俳優、作家などが参加しており、フラッキングの危険性を訴えていく。仏紙20minutesが報じた。
フラッキングとは
フラッキングとは、採掘坑に化学物質を含んだ水を高圧で流し込むことで地層に圧力をかけて破壊する手法で、天然ガスを手早く、効率的に採掘できる方法として米国で注目されている。特に東部にあるマーセラス頁岩層には「シェールガス」といわれる天然ガスが大量に存在するため、米国の未来のエネルギーとして期待されている。
危険性
一方で、フラッキングにより水が汚染され、人体に影響を及ぼすことが指摘されており、オノ・ヨーコさんは、この事実を無視することは、私たちの子どもの世代にとってフェアではない
と延べ、安全な飲料水の確保を訴えた。
現在、ニューヨーク州では、フラッキングによる天然ガス開発の可否が問われており、近いうちに判断がくだされることとなっている。
外部リンク
アーティスト・アゲインスト・フラッキング 公式サイト
http://artistsagainstfracking.com/
オノ・ヨーコとショーン・レノン、天然ガスに反対
http://www.20minutes.fr/article/993063/
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