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プロ野球もいよいよパリーグの開幕が今週末となった。開幕を間近にひかえ、日本野球機構（NPB）は11日、プロ野球の試合が3時間を超えた場合、余分に排出される二酸化炭素（CO2）に応じて、自治体が進める森林づくりの取り組みなどを支援する。

日本野球機構（NPB）は、2008年シーズンより温暖化防止活動に取り組んでいて、2010年の省エネスローガンは、「LET’S 省 TIME！」。今シーズンは、開幕戦やオールスターなどで、グリーンリストバンドを選手が装着（任意）するとしている。


昨シーズンの9回終了試合769試合の平均試合時間は3時間8分
。延長戦以外の試合を「原則３時間以内終了」を目標にしているが、昨シーズンは合計91.6トン分の二酸化炭層が余分に排出された。

今年から環境省のCO2排出量取引制度などを活用し、試合時間が延びて増えたCO2排出量に相当する分だけ、自治体が森林整備で獲得した排出枠を購入するとしている。

プロ野球は、試合時間が長いことがファン離れを招くなど問題となっているとされ、同時に長い試合はそれだけ多くのCO2を排出することから、試合時間を短縮し、消費電力量の削減を目指している。

選手が着用するグリーンリストバンドは、NPBオフィシャルオンラインショップと13球場売店（予定）にて販売。発売日 は3月20日（土）、販売単価は500 円 （税込み・送料別途）の予定。

外部リンク

日本野球機構
「NPB 2010 Green Baseball Project」
http://www.npb.or.jp/gbp/

「グリーンリストバンド」の選手装着について
http://www.npb.or.jp/gbp/2010wristband.html

NPBオフィシャルオンラインショップ
http://shop.npb.or.jp/