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2010-03-14 12:00

その他

「摂津市駅」にカーボンオフセット導入、阪急阪神HD

eco
兵庫県内の森林保全が対象
阪急阪神HDは3月14日開業予定の「摂津市駅」の運営・運行にカーボンオフセットの仕組みを導入、同駅のCo2排出ゼロを目標とした「カーボン・ニュートラル駅」を目指す。

対象となるのは兵庫県森林組合連合会が管理する宍粟市の民有林で、植林・間伐などの保全が行われる。

同社では利用の目安として「摂津市駅の運営」「摂津市駅号の運行」「売店」等で3年間総計400tのCo2排出量を想定、幅を持たせた数字であるため他の取り組みで利用する可能性もあるという。



事業概要と排出量目安
摂津市駅の運営側面からの排出量は、3年間で100tが想定されている。駅には太陽光発電やLED照明、雨水利用などの環境設備を取り入れ、オフセットの仕組みと併せてCo2排出ゼロ、同駅をカーボンニュートラルステーションとすることを目指す。

「摂津市駅号」の方も省エネ性能を取り込んでいる。
同号はブレーキ時の回転を生かして、発電電力を架線に返す仕組みを備えており、同社比で電力使用料が約60-70%で走行可能だという。こちらは7月末までの運行で200tの排出量を見込む。

更に「売店」空調・照明も省エネ組み込みで、年間5t見込まれている。

間もなく開業する「摂津市駅」、利用する機会があったらそういう目で眺めて見るのも面白い。

                  (編集部 環境草紙)


外部リンク

阪急阪神ホールディングス
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/
プレスリリース
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/KS201003091N1.pdf
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