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2010-04-22 09:00

その他

関西中小企業が開発の小型EVで古都巡りを

Meguru
関西の「ものづくり」パワーが今度は小型EVを開発
関西は「ものづくり」がさかんな地域。例えば、東大阪市の中小企業が人工衛星「まいど1号」を飛ばして話題になった。

その東大阪市にほど近い、パナソニックや三洋電機の企業城下町で下請け中小企業が多く集まる大阪府守口市などの中小企業4社が、3人乗りの3輪小型EV 「Meguru(めぐる)」を完成させ、2011年にも観光タクシー向けなどに受注生産を始めるそうだ。大手自動車メーカーと異なる小型の電気自動車(EV)に注目が集まっている。

近畿刃物社長のひとこと

一般のコンセントで約40km走行可能
すでに「Meguru」は国土交通省から3輪バイクとしての許認可を受け、ナンバーを取得して公道を走行することが可能。全長2.5m、幅1.2mとコンパクトで、前部の運転席は単座、後部に2人の客を乗せることを想定している。

リチウムイオン電池に一般家庭のコンセントで約1時間充電すれば約40キロ走行できるそうだ。最高時速約40キロで、街中の近距離走行も問題ないだろう。

簡易な小型EVの開発や生産は、韓国や中国でも進んでいる。今回の「Meguru」は、京都などの観光地で近距離を回るタクシーとして使ってもらうことが目的という。

【minastirith 執筆】

外部リンク

中小企業発の小型電気自動車「Meguru」もお披露目(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=3375
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