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本田技研工業株式会社は24日、熊本県と共同で行う、電気自動車(EV)や電動2輪車等を用いた実証実験計画を公表するとともに、実験で使う車両やソーラー充電ステーションなどを公開した。

この実験の目的は、EVや電動2輪車などを公道上で利用し、情報通信技術や太陽光発電によるエネルギー供給などを、実際の運用面からも検証。環境への効果や将来的なEVのあり方などを調べていくというもの。

同社は熊本県と、本年8月に「次世代パーソナルモビリティーの実証実験に関する包括協定」を締結。10月からは熊本市と共同で、電動カートを使った実証実験も開始している。

また水俣市、阿蘇エリア、天草エリアでは、電動2輪車「EV-neo」の観光客へのレンタルや、EVを用いた地域の移動利便性の検証なども行われる。

さらに同様の実験は、15日から米国カリフォルニア州のトーランス市で、20日からは埼玉県とも開始しており、今後は中国でも検討されている。次世代車の普及もいよいよ目前になってきたようだ

編集部　　宗近　明

外部リンク

本田技研
http://www.honda.co.jp/

本田技研広報発表：
『熊本県との次世代パーソナルモビリティーの実証実験計画を公表』
http://www.honda.co.jp/news/2010/4101224.html